■ 兎の面を被った虎のささやかなる幸せ
初めまして、
久保田兎沙希です
今日はアタシのお兄ちゃん達の彼氏について聞いてみようかと思います
兄２人は男もちです
ちょっと世間的にはヤバイ方向だけど
アタシには関係ないわ
だって、
楽しいもの、ね？
取り合えず最初は薊ちゃんから聞いてみようかと思う
「薊ちゃん、永峯とはウマくいってるの？」
「ぶはっ！！」
「永峯？誰それ？」
「げふっがふっごふっ！！」
「ちょっと薊ちゃん大丈夫？」
「薊、大丈夫か？」
「げっふげっふ」
「で、うーちゃん永峯って何、生き物？」
「えぇ一応生き物よ？」
「ふ〜〜ん、その生き物が何で薊とウマくいくの？」
「そうね、和泉ちゃんはまだ会ったことも名前も聞いたこともどんな奴かも知らなかったわね〜」
「うん、知らない・・・・場合によっちゃ〜ちょっと話しをつけようかと思うから、詳しく教えて欲しいな？」
「勿論、教えてあげる、良いわよね薊ちゃん？」
「ど、どうぞご勝手に・・・・って、生き物って・・・・・・・」
酷い言われような永峯基・・・・・
「クラスメート何だけどね、見た目小動物な美少女なの、滅多にいない可愛い子なの」
「俺にヒットする？」
「見た目ならど真ん中ストレート」
「中身は？」
「羊の皮を被った襲い狼」
「・・・・・・・・」
「初っ端で喰われちゃったものね、薊ｔｙ」
「それ以上言うなーーーーーーーーー！！」
「何よぅもーーココまできたらいいじゃ〜ん」
「良くな〜〜〜い！！良くないぞ兎沙希ーーーーー！！！」
「・・・・薊、食われたの？」
「く、く、く、くわっくわっ（赤面）」
「ヤられちゃったんだね・・・・」
「やっ！？ヤラ（茹でタコ）！？」
「そう、お嫁にいけない身体になｔｙ」
「にぎゃーーーー！！」
「あ、でも永峯が貰ってくれｒ」
「貰われるかーーーーー（涙）！！」
「・・・・・え、でも美少女系って言わなかった？」
「えぇ薄幸の美少女って言うか・・・・儚げ美少女？見た目はそんな感じで弱っちそうなんだけどー」
「詐欺だ・・・・あんなん詐欺だ！！」
「そうよね〜〜薊ちゃんも見た目に騙されて一瞬、恋に落ちかけｔｙ」
「人生最大の汚点だ！！」
「えーーでも、そんな弱っちいなら、薊は抵抗できたんじゃないの？」
「できなかったのよね〜」
「・・・・・・・・・」
「あの顔にして、ソレか！？みたいな強引ぐマイウェイの馬鹿力やろーでさー
「見た目に・・・・見た目に騙された・・・・・俺のトキメキ返せっ！！！」
「ね〜〜アレは詐欺よね？性格なんて凄いわよ？人の話し半分以上自分の都合のいいように捕らえて進めちゃうんだもんね〜」
「そりゃまた・・・・」
「そんで、あのにっこり全開笑顔で微笑まれちゃった薊ちゃんは、のこのこと呼び出された屋上で、あっさりと喰われちゃ」
「だからそれ以上は言わないデーーーーーー！！」
「屋上ぷｒ」
「和泉ーーーーーーーーーーーー！！」
「むしろ青ｋ」
「兎沙希ーーーーーーーーーーーーー！！！」
「わおっチャレンジャー！！」
「初体験が屋上だなんて、凄いわ薊ちゃん！！」
「青ｋ」
「うがーー！」
「だなんて、勇気がいるよな！？」
「和泉っお願いだから尊敬の眼差しで俺を見ないで（号泣）！！」
「永峯ッたら告って速攻で押し倒してさー」
「え、でも制服だったら分かるもんじゃん男だって？」
「それがまた卑怯な奴で、あいつったら薊ちゃん落とすためにアタシの制服着こんでやがったのよ」
「お前が提供したんだろうが！！」
「あらそうだったかしら？兎沙希、わかんな〜〜い」
「カワイ子ぶんなーーーーー！」
「って事は・・・・逆制服ぷｒ」
「和泉ちゃーーーーーーーんっ何を言っちゃとるかね！？！？？！」
「うっわーーー凄いね薊！！」
「尊敬の眼差し見んなってのーーーーー不可抗力だ！！」
「萌えるわよね！？」
「萌えるか！？ってか漢字が違う！！」
「あら、使用方法は間違ってないから良いのよ」
「しゃぎゃーーーー！」
「制服を着込んだ美少女系肉食襲い狼の永峯のプレイは相当なモンらしいわよ？」
「？！？！？」
「えーー何ソレ、どういうこと？」
「ぐっちゃぐっちゃに愛されまｋ」
「お前見てやがったのか！？」
「・・・・・・・・・・・・・・ミテマセンノコトヨ？それが制服提供の報酬だなんて言わないわよ？」
「片言が怪しすぎじゃーー！！って言ってんじゃねーーーかーー（怒）！！」
「あ」
「あ、じゃねーーーー！！」
「良かったね薊、初体験が良い思いできて、ね？」
「良くないっ全然まったくもって良くないよーーーーー！！！」
「ヨかったはずよ！！嘘つくんじゃありません！！泣いて縋ってくｓ」
「兎沙希っもう喋んな！！もう口開くな！！」
「薊ちゃんたら、見た目に反して可愛いんだ・か・ら！！」
「薊は可愛いぞ〜〜〜！！」
「うわーーーーーーーーーーーーーーーーん（涙）！！」
薊、泣いて走って退場
「あ」
「泣いちゃった」
「ま、良いわ次に行きましょう」
『うーちゃん・・・・・』
「次は和泉ちゃんの番よ」
「俺？」
「和泉ちゃんはウマくいってるの、例のヘタレ君と？」
「ヘタレ君って・・・・久坂の事？」
「そう、そのヘタレ君！アタシね〜何か和泉ちゃんのイメージからしたらあのヘタレ君とは合わないような気がするのよね〜」
「イメージ？合わないって・・・・そうかな？」
「そう！どっちかって言ったら、和泉ちゃんって攻める方だと思ってたもの！」
「攻める・・・・」
「うん、前に会ったあの七緒ちゃんとかといると余計にそう思う」
「ナナは可愛いからね〜」
「そう、その可愛い子好きと押して押して押し倒すその和泉ちゃんだもの、ある意味あの永峯と同類っぽいし」
「あーーそうかも」
「ね？・・・・って、え？」
「あのね〜この前ね、とある知り合いから制服一式借りてね着てみたのですよ」
「うん」
「しかも、セーラー服」
「和泉ちゃん、着たの？」
「着たよ」
「で？」
「皆さんに似合うね！！って大好評だったから久坂に見せに行った」
「ほう、ほう」
「久坂さーー最初俺だってわかんなくて顔真っ赤にしてしどろもどろでー」
「うんうん、」
「余りにおもしｒ、じゃなかった可愛かったから」
『面白かったのね』
「声作って告っちゃったの！」
『お気の毒にね』
「したらさーー驚きながらも好きな人がいるからって断わられてさ〜」
「うん」
「何か自分が断わられたように感じてムカついたから」
『勝手な！』
「襲い掛かってみた」
「おい！」
「したら〜ぎゃーーーって叫ぶんだよね、失礼だと思わない？」
「まー気持ちは分からなくも無いけど・・・・」
「で、そこで種明かししたんですよ、俺だよ、和泉だよって」
「うん」
「したら、最初は疑ってたんだけど、声で分かってくれたみたいで嬉しかった」
『って惚気ですか和泉ちゃん！！』
「そっから楽しかったｖ」
「・・・・・・・・・・・」
「聞く？ねぇ聞く？聞いちゃう？」
「勿論、聞かせてちょ」
「和泉のフシダラっ子（泣）！！」
「薊？」
「あら薊ちゃん、いつのまに」
「な〜〜薊！！俺もお前らと同じ事したよ！」
「！！」
「まーお前らは逆制服ぷｒ」
「だーーー！！」
「だったけど、俺は正統派な制服ぷｒ」
「ぬがーーー！！」
「しかも、セーラー！マニアにそうとうウケるよね！？」
「勿論よ！！」
「もう終わりにしてよーーーーーーーーー（号泣）！！」
薊の懇願空しく
和泉ちゃん、和泉ちゃんと久坂の愛の語らい（惚気）は夜中まで続いたのでした
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140000Ｈｉｔありがとうございます！！
リクエストありがとうございます、すずさん！！
念願、叶ってくだしましたでしょうか！？
そして、何だかリクに沿ってなさ過ぎくさいんですけど・・・・・！！
ご、ごめんさい！！
ダメだっ失敗くさい！！
【兎沙希（ズミより最強だと思うんですが）ちゃんから視点で兄弟二人のカレシのコメント】
ごめんなさい！
ホント・・・・ごめんなさい！！
や、やり直しします！と、取りあえず・・・・！！
これだけ、受け取ってくださーーーーーーい（脱兎）！！